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やっと再現できました。

【5月31日】

19060140.jpg

以前、熊本で購入した千成ひょうたん↑の表面加工を
やっと再現することができました。

何度か原料の違う絵の具や塗料を混ぜて使って
同じような仕上げをしたいとトライしていたのですが
色々と混ぜて筆で塗ってもどうしても同じようには
仕上げることができませんでした。

子供の頃、水槽に水を入れ水面に静かに
墨汁を流しそこに半紙を置いて墨汁を吸わせて
引き上げると何とも言えない不思議で綺麗な模様が
転写されているという実験のようなことを学校で
行ったことがありました。

実はその時の模様の感じが熊本で買ったひょうたんに
よく似ていると購入当時から思っていたのですが、
購入したひょうたんの塗膜に筆の毛のようなものが
混入していたので筆での仕上げにこだわって
今まで全くうまくいかずにきました。

「一体どのように塗装したらこうなるんだろう?」
と、ジーッと購入ひょうたんを見ていて気付きました。
筆の毛は必ず流れる塗装の下に入り込んでいて
直接は見えていません。が、流れる塗装とくっきり
別れている下塗りに付着した毛は見えているのです。

これで分かりました。
下地はハケ塗りによる作業で下塗りの乾燥後、
流れる塗料仕上げをハケを使わずに行っていると。

あれこれ試行錯誤の結果、何とか作品ができましたので
手順を簡単に紹介したいと思います。

ただ、失敗すると家具や排水器具周りに
塗料がべったり付いて非常に悲惨なことになる
情報ですので予め御注意下さい。



塗料は私のお気に入りのカシュー塗料を用います。
塗膜の美しさ・厚さ・頑丈さ、全てに優れています。
まず数色のカシュー塗料を用意して使いやすい適切な
濃度に薄め液で調整していきます。
薄め液は石油系ですので水より軽いためこれを混ぜる
ことにより塗膜が水に浮くようになると思われます。
※ この際に使い捨ての薄いプラスチックのコップを
  使用すると時間が経つと溶けて底が抜けて塗料を
  撒き散らします。
  ガラスなど溶けない容器が良いようです。
  (私はフローリングにやってしまいました。)
19053001.jpg

塗料の濃度は色によって適切な濃度が異なるようです。
黄色の時には薄いと水面に一瞬で広がって他の色を
押しのけてしまいました。
経験での調節が必要となります。

バケツに水をタップリ入れます。
※ バケツは他に使わないこの仕上げ専用にします。
  終わった後、塗料を取るのは大変です。
  専用ならそのまま乾かし乾燥した塗料が付いたままの
  バケツを再度この作業に使えば良いだけです。

水面に用意した数色の塗料を浮かべます。
初回はお手本に習い白・黒・赤でやってみました。
19053002.jpg

※ バケツの水は冷たい水とお湯でやってみましたが
  お湯の方が塗料の広がりが良かった気がします。
  塗料を垂らした後で楊枝で移動することも可能です。
  (あまり移動を行うと塗料が混ざり合ってしまいます。)

模様が付かないエリアに備えて好きな色で
ひょうたん全体に下塗りをします。
今回はお手本通り黒を使用しましたが、
塗料が混ざり合う感じを大切にしたいので下塗りを
乾かさずに作業しました。下塗りに対し模様をくっきり
付けたいのなら乾かした方が良いと思います。
19053003.jpg


穴から外れないようにきつめに棒を差し込んで
水面に浮いた塗料の中へ押し込みます。
まっすぐ沈めても良いですし多くの塗料を
巻き付けるために好きなところへ移動しつつ、
かつ回転させながら沈めても面白い模様になります。
※ 一度沈めたらひょうたん全体が沈むまで
  絶対に途中で上に戻してはいけません。
  水が塗膜の下に入り込みとても汚くなります。
  また、バケツ壁面や底面にぶつからないよう
  充分に注意します。
19053004.jpg

ひょうたん全面に塗料が付くまで水中に押し込んだら
塗料が全くないところを選ぶか、または息で塗料を
棒の周辺から吹き飛ばして引き上げる際には
絶対に水面の塗料が付かないように気を付けて
ひょうたんを引き上げます。
引き上げる際に塗料が付いたら
明らかに失敗作になってしまいます。
その時には新聞に薄め液を付けて拭き取って
再度挑戦します。
綺麗な模様を付けるコツをつかむまでは
ふき取りの連発です。
19053005.jpg


引き上げたひょうたんはびしょ濡れです。
水や余分な塗料を切るために袋を広げた
ゴミ箱の中でひょうたんを勢いよく回転します。
この遠心力で塗膜の模様が変化し、ここでも筆では
表現できない不思議な模様が作り出されます。
※ ここで、回転は袋の充分深いところでやるように
  注意します。浅ければ飛び散った塗料を360度に
  機関銃のように発射することになります。
※ 水切りのために棒を振ってはいけません。
  ひょうたんがすっぽ抜けたらひょうたんのみならず
  周辺が塗料で大変なことになります。
19053006.jpg


水切りしたひょうたんは乾燥作業に入ります。
模様は塗膜が硬くなるまで流れ続けて変化していきます。
自分では操作できない味わいのある模様ができあがります。
19053007.jpg
違う色を使用したくなったときには
バケツの表面を新聞紙で吸わせると塗料を
綺麗に吸着することができます。
(冒頭の墨汁と半紙の関係です。)
再度塗料を水面に垂らすところからやり直せば
続けて作業ができますので効率があがります。

※ 作業を終えるときにバケツの水には塗料が
  残っていることを忘れると大惨事になります。
  台所のシンクや洗面所、便器などに流すと
  塗料が付いてしまいます。
  バケツの塗料は新聞でできるだけ処理してから
  塗料が付いても問題無い屋外の土や草の上に
  水を捨てるようにします。またバケツは残った
  塗料が垂れる可能性がありますので
  裏返さずに乾燥します。

以上の作業で幾つが作ってみたのが下の作品です。
画像よりも実物の方が綺麗に見えます。
角度が違うと模様も違いますので同じ模様が存在しない
貴重な一品物となりました。
19053008.jpg

19053009.jpg

19053010.jpg

19053011.jpg

19053012.jpg

19053013.jpg

19060103.jpg

19060150.jpg



色づけはとても楽しい作業です。
できあがった品物も筆塗装と違いとても味わいがあります。
また機会を見て作ってみようと思います。
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プロフィール

たぁさん

  • Author:たぁさん
  • 正しいひょうたんの作り方や加工方法なんて全く知りません。でも何とかやってます。最初の年は何故かヘチマが出来ました。ちゃんとひょうたんのタグの付いた苗を買ったのに・・・
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