2015.04.12
やはり1年経つと、せっかく体得した知識も忘れられ
間違った記憶と置き換わっていました。
頭の中の記憶だけで接木をした今年は
接木の日選定のタイミングを間違ってしまい
晴れの日に接木してしまったため
その後状況が悪く苦労しています。
来年は必ず自分で見てから接木を行うように
ポイントをまとめ探しやすいよう一つのカテゴリにし
保存しておきます。
自分なりの情報ですが参考になれば幸いです。
=====================
「たぁさんの無責任我流接木のポイント」
台木、穂木共に水分を抑えて昼夜の寒暖差を
大きくして育てた肉厚のガッシリ苗なら
接木後の環境変化にも強くなるので成功率は
かなり上がると思います。
① 接木の日を除いた前二日間は台木・穂木共に
晴天下の日光に良く当たっていること。
接木養生期間の暗いときに必要な日光の
エネルギーを苗の中に蓄えておくためです。
② 接ぎ木するタイミングは苗体内の水分が
多くも少なくも無く丁度良い状態であること。
水分が多いと活着しようとする必要が無いので
活着が遅いそうです。
逆に少ないと活着前に水分が不足し
しおれやすくなり大変危険です。
なので接木当日は晴天が2日以上続いた後の
曇天の日とし、朝にしっかり水やりをして丁度良い
水分量となった夕方に接ぎ木するのが良いです。
どうしても晴れ続きと曇天のタイミングが
とれないなら晴れの日にやるよりは曇った日や
雨の日にやってしまった方が良いと思います。
(水分不足でのしおれは本当に怖いです。)
③ 接木接合部分には水を掛けないこと。
穂木が台木以外から水分を得られれば
活着が遅れる原因になります。
④ 穂木の切断面は出来るだけ台木と接触するよう
適切な範囲で面積を大きくすること。
刺し接ぎの場合、思い切って台木から
3ミリ程度突き抜けてはみ出すこと。
⑤ 台木、穂木とも本葉2枚目が見えた程度の
若いうちに接ぎ木すること。
適度に幼い方が活着が良いらしい。
ただし、大型種のひょうたん株は茎が
かなり太くなるのでもっと台木と
穂木の生長に差を付けないと
作業が難しい。(太くて入らない)
片葉切断接木なら生長タイミングは
シビアで無くても作業可能。
片葉切断接木の場合、互いの切断面に
ズレの無いよう十分注意して接木クリップで
押さえること。
⑥ 接木後まる4日間は温度28度、
湿度90%以上を保つのが安全。
3日目の後半からは光を当てるようにする。
5日目以降は徐々に温度、湿度共に下げ
外気に出せる状態に仕上げていく。
私の場合、5日目以降1週間掛けて
20度、60%で耐えられるように仕上げます。
⑦ 18度前後に暖かく、湿度の高い曇天
または小雨の時に接木を外に出してみる。
風に吹かれないよう注意。
しおれそうならすぐに戻す。
最初は夜15度を下回るときには取り込む。
数日掛けて徐々に外気に慣れ大丈夫と思ったら
完全屋外育苗に切り換える。
外気に慣らしていく最初の期間は曇天が良い。
最初の晴れの日にはしおれないよう厳重注意。
接木の日から数えて初めて屋外に出すまでで
10から15日程度でしょうか。
私はこの頃にクリップを外しています。
苗にクリップがくっついている場合が多いので
慎重に外しましょう。
====================
接木部にパイプが形成されるまでに
接木から5から8日かかるそうです。
活着が終わり生長する力が増してくるのが
接木から15日以降。
接木してから外気に慣れるまでは養生期間なので
やり過ぎない程度に鉢の下から水分を
与えています。
しおれかけたものには思い切った灌水もします。
この辺は状況に応じて対応です。
生長力が増してきたら今度は定植に備えて
また乾燥気味に育てていくことになります。
間違った記憶と置き換わっていました。
頭の中の記憶だけで接木をした今年は
接木の日選定のタイミングを間違ってしまい
晴れの日に接木してしまったため
その後状況が悪く苦労しています。
来年は必ず自分で見てから接木を行うように
ポイントをまとめ探しやすいよう一つのカテゴリにし
保存しておきます。
自分なりの情報ですが参考になれば幸いです。
=====================
「たぁさんの無責任我流接木のポイント」
台木、穂木共に水分を抑えて昼夜の寒暖差を
大きくして育てた肉厚のガッシリ苗なら
接木後の環境変化にも強くなるので成功率は
かなり上がると思います。
① 接木の日を除いた前二日間は台木・穂木共に
晴天下の日光に良く当たっていること。
接木養生期間の暗いときに必要な日光の
エネルギーを苗の中に蓄えておくためです。
② 接ぎ木するタイミングは苗体内の水分が
多くも少なくも無く丁度良い状態であること。
水分が多いと活着しようとする必要が無いので
活着が遅いそうです。
逆に少ないと活着前に水分が不足し
しおれやすくなり大変危険です。
なので接木当日は晴天が2日以上続いた後の
曇天の日とし、朝にしっかり水やりをして丁度良い
水分量となった夕方に接ぎ木するのが良いです。
どうしても晴れ続きと曇天のタイミングが
とれないなら晴れの日にやるよりは曇った日や
雨の日にやってしまった方が良いと思います。
(水分不足でのしおれは本当に怖いです。)
③ 接木接合部分には水を掛けないこと。
穂木が台木以外から水分を得られれば
活着が遅れる原因になります。
④ 穂木の切断面は出来るだけ台木と接触するよう
適切な範囲で面積を大きくすること。
刺し接ぎの場合、思い切って台木から
3ミリ程度突き抜けてはみ出すこと。
⑤ 台木、穂木とも本葉2枚目が見えた程度の
若いうちに接ぎ木すること。
適度に幼い方が活着が良いらしい。
ただし、大型種のひょうたん株は茎が
かなり太くなるのでもっと台木と
穂木の生長に差を付けないと
作業が難しい。(太くて入らない)
片葉切断接木なら生長タイミングは
シビアで無くても作業可能。
片葉切断接木の場合、互いの切断面に
ズレの無いよう十分注意して接木クリップで
押さえること。
⑥ 接木後まる4日間は温度28度、
湿度90%以上を保つのが安全。
3日目の後半からは光を当てるようにする。
5日目以降は徐々に温度、湿度共に下げ
外気に出せる状態に仕上げていく。
私の場合、5日目以降1週間掛けて
20度、60%で耐えられるように仕上げます。
⑦ 18度前後に暖かく、湿度の高い曇天
または小雨の時に接木を外に出してみる。
風に吹かれないよう注意。
しおれそうならすぐに戻す。
最初は夜15度を下回るときには取り込む。
数日掛けて徐々に外気に慣れ大丈夫と思ったら
完全屋外育苗に切り換える。
外気に慣らしていく最初の期間は曇天が良い。
最初の晴れの日にはしおれないよう厳重注意。
接木の日から数えて初めて屋外に出すまでで
10から15日程度でしょうか。
私はこの頃にクリップを外しています。
苗にクリップがくっついている場合が多いので
慎重に外しましょう。
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接木部にパイプが形成されるまでに
接木から5から8日かかるそうです。
活着が終わり生長する力が増してくるのが
接木から15日以降。
接木してから外気に慣れるまでは養生期間なので
やり過ぎない程度に鉢の下から水分を
与えています。
しおれかけたものには思い切った灌水もします。
この辺は状況に応じて対応です。
生長力が増してきたら今度は定植に備えて
また乾燥気味に育てていくことになります。
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